天文9年、毛利元就の居城に尼子軍が攻め寄せようとした時、援軍が現れた。その大将を務めるのは20歳の陶隆房。尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の戦友として親交を深めていくが…。陶隆房の鮮烈な半生を描く歴史小説。